洗うって面白い [クリーニングの基本]
ここのところ洗うを再検討する機会があり面白い経験をさせてもらってます
やはり、汚れの成分と結合状況(酸化や化合)などを想定して、それに対する対策を考えると意外と簡単に落とせるものなんですね。
昨日も実際の汚れを前に、推定したプロセスに基づいた洗いを実験させていただきました。
結果は、予想以上のもの
汚れの成分と結合状況から洗剤だけでなく 、助剤を適切に組み合わせて作用させると結果が出てきますから楽しいですね
一つの仕組みが判ると、その応用で適用範囲が広がるし
クリーニングっていうのは、分析をベースにして、持っている知識を展開していく仕事なんだなぁ
クリーニングという科学って奥深いし面白いもの
商業クリーニングの世界の科学は進化することを忘れていたのかなぁ
汚れ成分の分析はある程度されてたけど、もう一歩踏み込めば家庭洗濯との違いをはっきりと打ち出せるでしょうに
もったいない。
クリーニング業者もメーカーに頼りっぱなしにするのではなく、自分自身が基礎的な科学知識を持つことがクリーニングの進歩を担保することになるのでしょう。
人任せにしないことが業界の発展の第一歩ですね
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