今度の日曜日は [おしゃべり]
大阪クリーニング組合青年部主催の講習会
「もうかる決算書作りのポイント教えます~二世さん必見~」ということで
八尾のクリーニング会館にて13:00~15:00の間で行われるそうですね。
個人経営であっても、後継者であっても会計の基本的な知識は大切ですから、是非とも皆さん参加されたら良いと思いますね。
青年部の講習会も参加したかったのですが ・・・
私は明日から徳島入りし、お世話になっている会社に寄らせていただいて
日曜日は午前、午後とクリーニング師研修と従事者講習を掛け持ちで行います。
結構ハードな旅程になりそうなんですが、まぁいつものことと割り切ってお出掛けしますか
そろそろ淡路島の景色も秋模様でしょうし、目の保養をしながら楽しんできます。
気になる ・・・ 『洗たく』の定義 [おしゃべり]
仕事をしながら本棚を見ていて目に付いた本
それは『チーズはどこへ消えた? 』(懐かしいなぁ)
それから連想して気になったのが ・・・
とある消臭剤CMの『〇〇〇でお洗たく』というフレーズ
洗たくという意味を考えると「キレイにするため洗うこと」だと思ってますから
汚れを洗い流す(汚れを別の場所に移動させる)という要素が必要不可欠ですよね
洗たくとは、汚れを洗剤や助剤(漂白剤や酵素かな)などを使用して分解させたり、化学的に異なる物質へ変化させて、水などの溶剤に分散させて繊維などから除去することのはず
消臭剤の成分を見てみると水をベースにして、消臭には植物性のマスキング剤(覆い隠す成分)が、その他に有機系の除菌成分(界面活性剤=洗剤の主成分)や酸が含まれているとのこと
臭いの元の汚れに対して洗剤や酸である程度分解したり、細かく分散させた後に植物性の糊で覆い隠すようなものでしょうか?
水に洗剤分などを溶かして吹き掛けたとしたら、細かく分散された汚れは繊維の隙間に入り込みそう
そのままで良いのかなぁ
汚れを浸透させないように、残留させないような工夫があってこそキレイになったと言えるのでは?
消臭と洗たくを混同することはちょっと残念ですね
汚れがどこに行ったかを考えることが大切ですよね
キレイに洗って、汚れ物質を除去した結果が臭いがしないなら良いのですが ・・・
クリーニング店でも、ご家庭でも、本当にキレイに洗うって難しいことだから
チャレンジする価値はあると思います
必要条件、十分条件 [おしゃべり]
クリーニング業界は年間で一番忙しい時期ですね
私は現場から離れて久しいのですが、なぜかこの時期はいつもバタバタしています。
今年も法務省ご用達の仕事あり、大阪クリーニング学院での授業の資料作り、京都や大阪での消費者講座の準備、全ドラの連載原稿の下準備など休み無く終わろうとしています。
そんな中でも、元気な若手クリーニング屋さんとの出会いやしっかりした見識を持たれた機材商さんとの会話でエネルギーを充填させていただいています。
特に機材商さんとの会話はとっても楽しかったですね
以前から機械類の配管や排気ダクト、機械内のホコリなどによる品質や効率に興味があったのですが、やっと話が通じる専門家と出会えました
クリーニング業者の方は業者さん任せの場合が多いし、施工業者の方もしっかりと理解しているのか不安な工事をされているのを良く見かけます。
原因の一つは、このような工事費をケチるところにあるのでしょうか ・・・
昔、オフィスコンピュータの販売をやっていた時にあった。
ハード(機械)は価格があって当たり前だけど、 ソフト(プログラム)は動かすためのものだから無料で当たり前という考え方と変わりがないですね。
機械はクリーニングを営業する上での必要条件(欠かしてはいけない条件) の一つですが、機械の能力を最大限に発揮するための付帯工事も同じように必要条件であり、これらが揃うことで必要十分条件や十分条件になっていくということを理解しなきゃいけませんね。
機材商さんが言ってました。
「正しいことを言うと出入り禁止になってしまうんですよ」
少しは言い方に問題があるのかも知れないけど
正しく必要なことを教えてくれる方を大切にしなければ業の発展は期待できません。
彼に講演してもらうとか、工場診断をやってもらうのも面白そう
口当たりの良い話だけで成功するなら誰もが成功者になれます。
『良薬は口に苦し』ではないですが、聞く耳を持ち、見直す勇気、投資できることも必要条件ですかね
そんな必要条件や十分条件の話で全ドラの連載はまとめてみようかな
ガムレター [おしゃべり]
販売されたというニュースを見て、探しにいったけど見つからなかったタカラトミーさんのガムレターですが
ロッテさんの懸賞で当てる事が出来ました
ロッテさんのガムに『おめでとう!』、『おつかれさま』、『ありがとう♥』、『がんばって』という文字を刻印できるのですが
今回の懸賞は、おまけに『祝\(^o^)/』、『ごめんね』など6種類のメッセージがついていますから狙っていました
さっそくガムを買って来てメッセージを打たなきゃ
研究所に相談に来る方たちの気持ちが少しでも和むのだったらうれしいですしね
こんなコラボを考えた方って柔軟な頭脳を持っているんでしょうね
また、両社のOKを出した管理職の方にも感心してます
クリーニング業者も見習う必要ありますね
その前に、これを利用してお客様サービスするのも一つの手ですけどね
料金と代金 [おしゃべり]
昨日今日と二日間頑張りまして、溜まっていた仕事にも目処がつきました ヨカッター
さて、ニュースをみていると安売りで伸ばしているスーパーの秘密を解説してました
安売りするためには、設備投資や人件費を安く抑える工夫や大量仕入れ大量販売(薄利多売)による利益の確保があるとのこと
物販の世界では良く聞く話ですね。
さて、クリーニングではどうだろうと考えてみたくなりました。
物販の場合、販売する物は価格で表わされ通常は代金と言われます。
サービス業のように物を売るのではない場合には一般的には料金と言われますよね。
そこで、料金と代金はどう違うのかをちょっと調べると ・・・
以下のようになっていました
【代金】 品物の買い手が売り手に支払う金。代価。
【料金】 何かを使用または利用したことに対して支払う金銭。
物を売るのではなく、サービス(クリーニングの場合はキレイにして返す。着用できる状態にメンテナンスする) を提供する場合には料金が適していますね。
さて、サービスを提供する場合には薄利多売は困難になります
サービスを提供するために使用される資材や設備などはコストダウン可能ですが、サービス品質を低下させずに提供するにはどうしてもコストが掛かります。
Yシャツでも、大量に洗い大量に定型的なプレスを行えばコストは低くできるけど品質的にはバラツキが発生します。
例えば、部位によってシワが出来る。ボタンが割れる。縮みが発生する。などなど
ドライクリーニングされることが多いアウターでも、素材、汚れ具合、傷み具合などにそれぞれ差があり、大量処理では仕上がり品質に差が出ることは当たり前。
個別対応にはそれなりにコストが掛かり、安いクリーニング料金を期待するならある程度の品質の低下は納得するしかないでしょう。
賢い利用者(消費者)になるのなら、汚れが蓄積する前にクリーニング(メンテナンス)を行うことでしょう。
汚れが付着したままの放置は衣類の品質や寿命に対してリスクがかなり高くなりますし、衛生的にもお勧めできません。
賢い節約術は、安い料金を探すのではなく、適切な料金を支払いながらより良いサービスの提供を受ける工夫なのではないでしょうか?